ウメバチソウが咲きました。白山では、中飯場の車道沿いの斜面でも見る事が出来ます。マクロで撮ってみたら、どうやら咲いたばかりのようで、雌しべに雄しべがくっついていました。その外側には、仮雄しべと云われるものが。仮雄しべは、退化して花粉を作らないもののようですが、ウメバチソウの仮雄しべは、その根元に蜜を出していると思われ昆虫を誘う役割をしているのだそうです。つけまつげのようで、可愛いですね。和名の由来は、菅原道真が祀られている太宰府の天満宮の神紋「梅鉢紋」に見立ててとの事。 ユキノシタ科ウメバチソウ属
そのお隣には、ゲンノショウコの花。ちょっと前まできれいな花を見せてくれたハクサンフウロの親戚です。「現の証拠」と云う意味で、乾燥させた葉を煎じて飲むとすぐに腹痛なども良くなることからついた名前のようです。ドクダミやセンブリなどと共に民間薬の代表です。 フウロソウ科フウロソウ属
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