今年も白山から採取したもの、植物園、圃場や見本園などから採取した種を播いています。種の精製をしていると色々な形に驚かされます。チングルマの様な綿毛のものや、美味しい実をつけ鳥が運んでゆくもの、砂よりも細かいものなどなど・・・。
ハクサンフウロはボタン式の傘が開くがごとく、ある時期がくるとパッと弾けます。取りためて紙の袋に入れておくのですが、ポップコーンの様に中で弾け、ポーン、ポーンとかなりの音を響かせます。これくらい勢いがあるとかなり遠くまで飛んでいきそうです!
かわいい子には旅をさせよタイプですね(笑)。親株はそっと遠くで見守っているのです。
次の世代に子孫を残そうと、工夫をこらし進化したあかしです。